鬼怒太の湯リニューアル 風よけ新調、建屋塗装 東武鬼怒川温泉駅前

下野新聞
2021年8月8日

 【日光】東武鬼怒川温泉駅前にある足湯・手湯の市施設「鬼怒太(きぬた)の湯」がこのほど、リニューアルされた。市が風よけなどを新調し、木造建屋を塗装した。

 鬼怒川温泉のキャラクター「鬼怒太」の名前が付けられた同施設は、2006年にオープンした。同温泉街と同じアルカリ性単純温泉を堪能でき、観光客が多く利用している。オープンから15年がたち建屋や隣接する待合所などが劣化したため、7月下旬に初めて木造部分を塗装。当初は白っぽい色だったが、焦げ茶色となった。のれんも新調した。

 同31日にはSL「大樹(たいじゅ)」の毎日運行が始まっており、市の担当者は「駅前の転車台に入線するSLを見ながら漬かるのもお勧めです。新型コロナウイルス収束後には多くの人に楽しんでほしい」と話した。

 同温泉街のくろがね橋付近にある藤原の足湯施設「鬼怒子の湯」も昨年、リニューアルされた。

 両施設とも無料。利用時間は鬼怒太の湯が午前9時~午後6時。鬼怒子の湯は午後5時まで。

地図を開く 近くのニュース