旬の「鹿島だこ」味わおう 鹿嶋17店、こだわりの一品提供
鹿嶋市の特産物を使ったメニューを地元飲食店が期間限定で提供する「食のフェアかしま食べ物語」が、24日から2月14日まで開催される。今回は17店が参加し、旬の「鹿島だこ」を使ったメニューを考案。各店でこだわりの一品が楽しめる。
鹿島だこは11月下旬から2月が旬。肉厚で歯応えのある食感が特徴。かめばかむほど味が出る。同フェアでは、パスタやピザ、たこ飯など各店が工夫を凝らしたメニューを展開する。新型コロナウイルス感染対策でテークアウト対応店もある。
鹿島神宮境内で120年以上続く「湧水茶屋一休(ひとやすみ)」(同市宮中)では、「鹿島だこのかき玉そば」を提供。境内の湧水で打った県産の常陸秋そばに鹿島だこをトッピング。湧水でだしを取ったスープはピリ辛だ。同店おかみの久保三枝子さん(73)は「鹿島神宮に来た人たちに鹿嶋のものを楽しんでほしい」と笑顔で話した。
同フェアは、市内飲食店がメンバーとなっている鹿島旬の食材選定委員会が企画し、開催4回目。特産物のPRに加え、地元産品を扱う飲食店を増やそうと始まった。これまで、生キクラゲやかしまし豚を使ったメニューを提供してきた。
参加店とメニューは「食のフェアかしま食べ物語」公式ホームページで紹介。動画投稿サイト「ユーチューブ」の同フェア公式チャンネルや、参加店を示した地図も掲載している。問い合わせは同委員会(市商工会内)(電)0299(82)1919。
【かしま食べ物語参加店】
▽Bistro Nori-Na
▽SOBA随神(かんながら)
▽Paradise Beer Factory
▽イタリア料理 ブォーナフォルトゥーナ
▽とんかつ専門店 豚一門
▽サンロード鹿島
▽ジョニーズキッチン
▽湧水茶屋一休
▽Bar ambicion
▽うちだや
▽お好み焼 笹元
▽春夏秋冬 季節料理 四季亭
▽コミュニティーストア ミズノ
▽げたや蕎麦
▽食事処 鈴章
▽cervo
▽トラットリア チンクエチェント
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