宝船の色紙で開運を 館林周辺の神社を参拝する七福神めぐり
上毛新聞
2021年1月11日
花と史跡を訪ねながら群馬県館林市周辺の7寺社を参拝する「つつじの館林七福神めぐり」が9日始まった。今月末まで。
普済寺(羽附町)、茂林寺(堀工町)、長良神社(代官町)、尾曳稲荷神社(尾曳町)、善長寺(当郷町)、善導寺(楠町)、雷電神社(板倉町板倉)にそれぞれ祭られている七福神を巡る企画で、約25キロのコースで一周できる。
期間中は宝船が描かれた色紙(1枚800円)に7寺社で参拝印(1カ所200円)を押してもらえる。ロウバイが咲く雷電神社には、この日、家族連れなどが訪れ、宝船の色紙を買い求めていた。
つつじの館林七福神会の会長を務める善長寺の前山秀樹住職は「今年は密にならないよう各寺社で工夫し、実施日も三が日を外した。巡拝することで、閉塞(へいそく)感から少しでも解放されたらと願う」と話している。