漫遊マラソン開催へ 水戸市、10月31日 感染対策で定員減 大会ロゴ決まる

茨城新聞
2020年12月31日

水戸市は来年の第「6回水戸黄門漫遊マラソン」について、開催日と種目、申込期間などを決めたと発表した。新型コロナウイルス感染対策のため、参加定員を減らすなど運営を見直して開く。詳細を後日、大会ホームページで公表する。

同課によると、開催日は10月31日。同市三の丸の県三の丸庁舎広場をメイン会場に、同市南町2丁目の国道50号を午前9時にスタートする。フィニッシュは同庁舎正門。コースに変更はないが、種目をマラソンのみとした。

これまでにあった3キロと5キロの部を開催しない。また参加定員をこれまでの1万人から8千人へと2千人減らした。

参加資格は高校生を除く18歳以上。定員8千人のうち先行申し込みができる市民枠は2千人。申し込み方法はインターネットのみで電話は受け付けない。申込期間は市民枠が4月15~21日。一般枠は同月23日~6月30日。いずれも定員になり次第、締め切る。参加費は1人8千円(医療従事者5千円)。

新型コロナ感染対策については、日本陸連が定める「ロードレース再開についてのガイダンス」に準じて行う。同課は「感染の状況によって開催を見直す場合もある」としている。

 

お供と走る黄門さま 大会ロゴマーク決定 長崎の草野さん作品
水戸市は23日、広くデザインを募っていた「水戸黄門漫遊マラソン」の公式ロゴマークについて、長崎市のデザイナー、草野敬一さん(65)の作品=写真=に決めたと発表した。同日開かれた実行委員会で選定委員会の決定が報告された。助さん、格さんをお供に走る黄門さまをイメージした親しみやすいデザインになっている。

公募は、大会が今後もより多くのランナーに親しまれ、広くPRできるようにと、昨年6月1日~7月17日に行われた。全国39都道府県の308人から計408点の作品が寄せられた。選考委員会を8月までに2回開き、最優秀1点と優秀2点の作品を選び、最優秀の草野さんの作品が公式ロゴマークとなった。

草野さんの作品は、マラソンを力強く走る水戸黄門一行の様子をスピード感あふれるデザインで表現。走る脚のシルエットを水戸漫遊マラソンの頭文字「M」に見せ、下に横書きで大会名を添えている。

優秀作品には盛岡市の自営業、高橋晃さん(63)と東京都中野区の会社員、占部博士さん(51)の2作品が選ばれた。梅の花と印籠をそれぞれモチーフにした作品だった。

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