そよぐ癒やしのコスモス 野木の休耕地 摘み取りも自由に

下野新聞
2020年10月19日

 【野木】野木の約8千平方メートルの休耕地でコスモスが見頃を迎え、ピンクや白の花びらが一面に広がっている。

 農地を活用した共同活動を支援する農林水産省の補助金を活用し、地権者らでつくる野木環境保全会が2年ほど前から麦畑などを利用してコスモスを植栽している。今年は7月末に種をまき、台風による被害もなく順調に育ったという。

 同会の海老沼久雄(えびぬまひさお)代表(70)は「見る人の癒やしになれば」と話している。今月末まで。

 18日に訪れた近所の主婦小林三枝(こばやしみつえ)さん(85)は「散歩道なので何度も見に来ている。花が大きくて色がきれい」と笑顔を見せた。

 咲いたコスモスは摘み取り自由。野木第二中の東側の農道を南へ約1キロ。

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