スイカ、甘さ太鼓判 牛久で目揃会

茨城新聞
2019年6月7日

JA水郷つくば西瓜(すいか)生産部会が生産する「牛久河童(かっぱ)西瓜」の目揃(めぞろえ)会が6日、JA水郷つくば牛久営農経済センター(牛久市小坂町)で開かれた。出荷を前に同部会員らがスイカの出来栄えを確認した。

「牛久河童西瓜」は、11度以上の糖度とシャリシャリとした食感が特徴の大玉スイカ。2000年からブランド化され、現在では県銘柄推進産地に指定されている。

目揃会では、約300玉のスイカを部会員らが手でたたいたり、転がしたりして状態を確認。中身のつまり具合や傷、形をチェックし、3種類の規格に分けた。

同部会の倉島清貴部会長(72)は「4月初めごろに寒い日もあり心配したが順調に育った。糖度は12度以上ありとても甘い」と味に太鼓判を押した。

同スイカは、7月初旬ごろまで東京の青果市場に出荷される。市内では、同センターで9、12、16、19日に販売する。このほか、下根農産物直売所(同市下根町)でも購入できる。 

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