春を待ち除雪 那須高原湯本の県道
下野新聞
2019年3月13日
【那須】春の観光シーズンに向け、昨年12月から冬期通行止めとなっている湯本の県道那須高原線の大丸温泉から峠の茶屋園地までの区間で、除雪作業が進んでいる。
通行止め区間は2・3キロ。本格的な作業の2日目となった12日は、大丸温泉から那須ロープウェイまでの1・3キロで作業を行った。作業員5人がショベルカーやロータリー除雪車を使って、路上の雪を集め、かき込み、吹き上げるなどして除雪した。
今冬の大丸温泉周辺の累計降雪量は415センチで、例年よりやや少なめ。ここ数日は暖かい日が続いて雪が溶けたこともあり、同ロープウェイまでの除雪作業は例年の半分ほどの1週間程度で終えるという。
19日正午に同ロープウェイまで、4月1日正午に峠の茶屋園地までの全線の通行止めを解除する予定。