D51「傘寿」自作ヘッドマーク募る あすから真岡で記念催し

下野新聞
2018年12月14日

 【真岡】真岡駅に隣接するSLキューロク館は15日から、動態保存されている機関車「D51」の生誕80周年(傘寿)記念イベントを展開する。オリジナルヘッドマークを作ってもらい、実際に取り付けて撮影会を開くほか、長く真岡鉄道SLに関わった鉄道マンの公開インタビューを行う。

 D51は1938(昭和13)年11月に誕生。北海道で運行された。市は2015年、所有、展示していた静岡市から譲り受けた。

 記念イベントでは、「80歳を祝う」をコンセプトにしたオリジナルヘッドマークを、先着20人から募集。大きさは直径75センチ、表は画用紙、裏は段ボールなどで作る。22日午後2時10分~4時にD51へ付け、記念撮影ができる。

 記念撮影の時間に合わせ、長年真岡鉄道のSLに携わり、来年1月にD51と同じ80歳になる湯浅陽三(ゆあさようぞう)さんのインタビューを実施。湯浅さんは元国鉄機関士で、キューロク館長も務めた。(問)キューロク館0285・83・9600。

 その他主な催しは次の通り。

 D51お絵描き教室(15、16日午前11時、午後1時半)D51助手席体験(22日午前11時、午後1時半)D51クリスマスコンサート(23日午前11時20分、午後1時50分)。