駅前に複合施設オープン 土浦、図書館やギャラリー入居

茨城新聞
2017年11月28日

土浦市の新図書館が核施設として入る複合施設「アルカス土浦」が27日、同市有明町のJR土浦駅西口にオープンした。ビルには図書館と市民ギャラリーのほか、銀行なども入居。図書館はゆったりした広い空間が特徴で、駅前の立地を生かした地域活性化の起爆剤となりそうだ。

オープン式典で中川清市長は「県内最大級の図書館とギャラリーができた。2階から自由通路につながっており、にぎわいの相乗効果が出せる。コンパクトシティーを実現し、まちの活性化につながれば」と期待を込めた。公募でビル名称「アルカス土浦」を応募した土浦市永国東町、西村健さん(71)に賞状が手渡された。西村さんは「語呂のいい頭文字が浮かんでこれはいいなと感じて応募した。採用されて良かった」と喜んでいた。

ビルは午前10時に開館。大勢の市民が駆け付け、図書館で早速本や雑誌を手に取ったり、ギャラリーで絵画作品に見入ったりしていた。 

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