《ゲキカラ飯》(2) 夏の疲れ飛ばす刺激

上毛新聞
2017年8月29日

天候不順や多湿の影響で食欲が落ち、残暑は体調を崩しやすくなりがちだ。こんな時こそ辛い料理を食べて汗をかき、夏の疲れを吹き飛ばしたい。取り上げた料理の中には激辛マニアも驚く「超激辛」もあるので、辛さのレベルはお好みで。

◎はっぴーすまいる(前橋市二之宮町)
「ニンニクとベーコン ハバネロ激辛トマトパスタ」(1380円)は大辛、激辛、極辛の3種。ハバネロ5本を使う極辛は竹石優也マスター(37)でも食べきれないほど。サラダ、コーヒー付き。第1・3・5月曜定休。

◎シンドバッドレストラン(伊勢崎市八斗島町)
本格インドカレーとアラブ料理の店。チキンやマトン、野菜など全部で36種類あるカレーは5段階の辛さを選べる。インドで一般的な味は「レベル3」だという。本場を超える辛さは、体験する価値あり。無休。

◎岡直三郎商店(みどり市大間々町)
県産の青唐辛子に、しょうゆを漬けた「醤油漬け青とうがらし」(200円)は、激辛で大人向け。大間々の店頭のみで販売。冷ややっこや鍋の薬味などとしてお薦め。辛味調味料の「しょうゆすこ」(486円)も人気。年末年始休み。

◎浅間酒造観光センター(長野原町長野原)
噴火ラーメン「爆裂噴火」(800円)は、ハバネロよりも辛い唐辛子「ジョロキア」を練り込んだ特製みそスープで、しびれを感じる辛さ。2年前の発売以来、1700人が挑戦、完食は150人という。無休。

◎中国料理 四川(高崎市中豊岡町)
8年寝かせた豆板醤(トウバンジャン)と、さんしょう、唐辛子を合わせた「陳麻婆豆腐」(小・1500円)はオーナーが中国・四川省で学んだ本場の味。一口食べれば額から汗が噴き出す。辛さは好みに応じて調整可。月曜定休。

◎爆じゅう餃子 餃点(太田市新井町)
野菜や豚肉など8種の具材がのる「超激辛ぎょうてんタンメン」は辛党に人気の一品。丸鶏や魚介、節類から取っただしに、自家製のみそだれを合わせたスープにうま味が凝縮されている。辛さは5倍まで調整可。無休。

◎笑吉(下仁田町馬山)
同町出身の島崎広光店長が5月に開店。特製みそペーストを使用した激辛みそラーメン(918円)はスープを煮込み、辛みを強調。粗切り唐辛子がたっぷりかかる。激辛のタレ(162円)追加のつわものも。日曜定休。

◎若松(桐生市稲荷町)
桐生名物ひもかわうどんに豆板醤や野菜、豚肉入りのあんをかけた「辛み皿ひもかわ」(750円)が人気だ。豆板醤(トウバンジャン)は通常小さじ1杯だが2倍、3倍に増やせる。客席常設の七味唐辛子でひと味違った辛さも。日曜定休。

◎めん処だいとうえん(藤岡市下戸塚)
豆板醤(トウバンジャン)と3種の唐辛子で真っ赤になった「地獄ラーメン」(810円)が看板料理だ。辛さは小辛から激辛まで4段階ある。炒めた豚肉とタマネギのうま味、甘みが混在した辛みそスープがくせになると評判。月曜定休。