「マフラーの街」 桐生の織物PR 10月、ファッションショー

上毛新聞
2017年8月29日

繊維業が盛んな桐生を「マフラー・ストールの街」として発信しようと、地元製品を紹介するファッションショーが10月21日、桐生商工会議所で開かれる。ファッションタウン桐生推進協議会(山口正夫会長)が創立20周年記念事業として実施する。推進協と同会議所は今後連携してブランド化を目指し、地域経済を後押しする。
ショーは小学生からシニアまで幅広い年代の地域住民がモデルとなり、地元で製造されたマフラーやストール約30点を紹介する。同市市民文化会館で展示販売会も行う。推進協は地元企業や個人を対象に、9月26日までショーへの出展を希望する製品を募集している。
マフラーやストールは桐生で培われた伝統的な繊維業の技術が生かされ、海外でもなじみがあることから、ブランド化して販路拡大を目指す。
25日に県庁で会見した推進協20周年記念事業実行委員長の籾山和久さんは「統一したものを作るのではなく、地元のさまざまなマフラーやストール製品をまとめて『桐生ブランド』として普及させていきたい」と話した。
ショーの観覧は無料。問い合わせは推進協事務局の同会議所(☎0277・45・1201)へ。

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