商店街ギャラリーに 前橋 25店舗で作品展示 「水」題材に詩と写真

上毛新聞
2017年5月27日

詩に親しんでもらうイベント「前橋ポエトリー・フェスティバル2017」(芽部主催)が始まり、詩や写真作品を前橋市の中央通り商店街や煥乎堂で展示して通行人を楽しませている。6月4日まで。

市が掲げる「水と緑と詩のまち」にちなみ、「水」をテーマに詩と写真を公募。集まった250点の詩と写真を一つずつセットにしたコラボ作品を、商店街の25店舗で展示している。作品を見に来た大塚哲子さん(58)=同市堀之下町=は「詩と写真を組み合わせることで、作品の世界観により入り込めそう」と見入っていた。展示する角田時計店の店主、角田寿男さん(60)は「作品をきっかけに多くの人が商店街に足を運んでくれるとうれしい」と話した。
街中を写した写真と詩の作品はフットワークステーションで展示。煥乎堂では萩原朔太郎の「水」が登場する作品をテーマにした、写真や詩などの作品を見ることができる。
28日は前橋文学館で、全国から集まった約40人の詩人が詩を朗読したり、歌や演奏を披露する。6月4日は前橋こども図書館おはなし広場で親子で楽しめる詩の朗読会などを開く。問い合わせは芽部代表の新井隆人さん(☎090・8048・1664)へ。

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