埴輪や直刀 古墳時代を語る 館林市立資料館で展示

上毛新聞
2022年7月10日

群馬県館林市立資料館の収蔵資料展「モノが語る古墳時代」が2日、市第一資料館2階展示室で始まった。市内で出土した埴輪(はにわ)や直刀、調理器具といった44点を飾り、古墳時代の暮らしを紹介している=写真。9月11日まで。

同市羽附旭町の渕ノ上(ふちのえ)古墳の調査時に出土した副葬品や石室の岩が並ぶ。女子像埴輪は欠けている頭部を「古墳島田」の髪形で復元し、当時のファッションを考察。高さ約80センチの須恵器の大がめもある。

家族と訪れた加藤旭起君(館林十小5年)は「刀が残っているのはすごい」と話した。

7月3日午前11時から説明会がある。会場内は撮影できる。展示に関するクイズに全問正解しアンケートに回答すると、同館の絵はがきがもらえる。

入場無料。午前9時~午後5時(入館は同4時半)。問い合わせは市教委文化振興課(☎0276-74-4111)へ。

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