走行すると流れる唱歌「紅葉」 群馬・安中市にメロディーライン完成 国道18号旧道、紅葉シーズンを前に県が整備

上毛新聞
2025年10月11日

群馬県安中市松井田町坂本の国道18号旧道に、県が整備を進めていたメロディーラインが、紅葉シーズンを前に完成した。セレモニーが6日行われ、走行すると碓氷峠ゆかりの唱歌「紅葉(もみじ)」が流れる 注目スポットの誕生を出席者が祝った。

セレモニーで関係者は案内板を除幕した。岩井均市長は「多くの方々に碓氷峠にお越しいただき、楽しんでもらえるとありがたい」とあいさつした。県安中土木事務所の箱田好則所長は「地域振興や観光のさらなる発展につながることを期待したい」と述べた。

観光振興やスピード抑制、居眠り防止を目的に整備。道路に溝を連続的に作り、その上を一定の速度で走ると走行音がメロディーを奏でる。