栃木県内で「酵素の王様」青パパイアの収穫期 直売所では相場の半値で販売
下野新聞
2025年10月18日

栃木県茂木町牧野の寺山地区住民らで組織する「天空の里てらやま村おこし協議会」が栽培する青パパイアが収穫期を迎えた。12日は収穫祭も行われ、本格的な出荷も始まった。
青パパイアは果物のパパイアが色づく前の果実で強力な抗酸化作用を持つ。「酵素の王様」と呼ばれるスーパーフードとされ、主に野菜のような調理法で食べられている。
寺山地区では3年前から協議会を立ち上げて青パパイアを栽培。今年は約14aのほ場で120本を育ててきた。
収穫祭では会員や来賓15人が剪定ばさみなどを使い、たわわに実った青パパイアを収穫した。「近年は暑さや病気などで実の付き方が良くなかったが、持ち直してきている」と河又光一会長(70)。今季は3トンほどの出荷を見込んでいるという。
寺山地区の青パパイアはいい里さかがわ館などの直売所で相場の半値に近い300~400円で販売している。
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