十五夜に竹林でディナー堪能 幻想空間演出

下野新聞
2017年10月5日

 十五夜の4日夜、宇都宮市宝木本町の若山農場で、ライトアップされた竹林の中にディナー会場を設営しフランス料理を楽しむイベントが開かれた。

 同市新里町のファーマーズ・フォレストの旅行業部門「えにしトラベル」と同農場がグリーンツーリズムの新たな形として企画した。竹林のプロムナードには竹灯籠の柔らかな光が連なり、高さ約15メートルの孟宗竹(もうそうちく)がライトで照らし出された。

 竹を切った器にヤシオマスなど県産素材の料理が次々に出され、参加者28人は幻想的な雰囲気と美味に酔いしれた。
 宇都宮市錦町、公務員若林由佳(わかばやしゆか)さん(33)は「竹林のライトアップを見るのは初めて。貴重な体験ができ最高です」と感動していた。

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