常総名産は豊田城で 9月末まで直売コーナーオープン

茨城新聞
2017年7月2日

常総市新石下の市地域交流センター「豊田城」で1日、地元の名産品を集めた直売コーナーがオープンした。豊田城を訪れる観光客のおもてなしの一環で、同市観光物産協会が企画。9月末まで期間限定で営業する。

直売コーナーは1階ロビーに設けられ、広さは約56平方メートル。団子、お茶、こんにゃく、みそ、せんべい、伝統工芸品など協会加盟11店の商品が並んだ。

豊田城は高さ48・5メートルの模擬天守を持つ常総市の観光スポット。4月末にリニューアル工事を終えたばかりで、郷土の偉人、長塚節の短歌をデジタル映像で紹介。子育て世代が集えるフリースペースも設け、来館者は順調に増えている。

同協会によると、これまで市の名産品を一堂に集めた土産店が市内になく、物産販売施設の整備を求める声が上がっていた。

熊谷昇会長は「今回の直売コーナーはその第一歩。市内の名産品がこれだけあるよ、ということをPRしていきたい」と話した。

直売コーナーは毎週土・日曜日の午前9時~午後4時半に営業。問い合わせは同協会事務局(電)0297(23)9088。     

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