6次産業化商品を販売 いばらきうまいもんフェア JR水戸駅

茨城新聞
2015年11月13日

茨城県内の農林漁業者が加工や販売まで手掛ける6次産業化商品をPRしようと、県は12日、JR水戸駅改札前の特設ブースで、「いばらきうまいもんフェア」を始めた。コメやサツマイモ、茶といった本県の特産品を活用した70点を超える商品を一般販売する。18日まで。
 同フェアは、6次産業化商品は商品開発後の販路開拓が課題となっているため、事業者らが消費者に直接アピールし、消費拡大につなげようと企画。県によると、6次化商品を一堂に集めたフェアは今回が初めて。
 県内の生産者や農業法人、JA、食品事業者計15社がダイコンのドレッシングやミニパプリカのレトルトカレー、トマトの塩こうじなど約70点を販売する。
 駅利用者は、普段目にしない珍しい商品の数々に興味津々の様子で足を止めて見入っていた。初日は、はるかやシルクスイートの干し芋、笠間のクリを使用したプリンなどが次々と売れていた。
 県アグリビジネス推進室の半田貴彦さんは「6次化商品を県民や駅利用者に広く知ってもらうとともに、素材の良さを引き出した商品をぜひ食べてもらいたい」と話した。

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