【#栃木のゲレンデ紹介】ハンターマウンテン塩原を山頂から滑ってきました

2024年2月13日

首都圏から近く、初心者から上級者まで幅広く楽しめるスキー場がある栃木県。北関東を感じる観光情報サイト「きたかんナビ」のエンジニアが、趣味を兼ねて不定期で栃木県内のスキー場を紹介します。

◇  ◇  ◇  ◇

過去の記事
⇒栃木県民に聞いた”好きなウインタースポーツ”は? スキーorスノーボードorそれとも…

今回は1月17日に那須塩原市のハンターマウンテン塩原を訪れました。
例年より全国的に降雪量が少ない影響もあり、すべてのコースはオープンしていませんでしたが、ゲレンデ頂上から最下部までノンストップで滑り抜けた「TOP TO BOTTOM」の動画も含めて、スキー場の紹介をさせていただけたらと思います。

 


 

■目次

・ハンターマウンテン塩原ってどんなスキー場?

・コースの特徴は?

・どんなコースがある?

・TOP TO BOTTOM

・スキー場INFO


 

■ハンターマウンテン塩原ってどんなスキー場?

ハンターマウンテン塩原は那須塩原市にある県内最大のスキー場になります。

栃木県民にとって、「栃木県のスキー場といったら?」と聞かれたときに真っ先に思いつくスキー場ではないでしょうか。

「ハンタマ」という愛称で現在は県外のスキーヤー、スノーボーダーにも認知されるスキー場となりました。

営業期間は11月末(もしくは12月初旬)から4月初旬まで。最新の人工降雪機を使用しているので、気温などに左右されず安定した雪の状態を保っています。
※今シーズンは2024年4月7日クローズ予定

アクセスがとてもいいスキー場としても有名です。
車であれば西那須野塩原ICから29kmのルートと、今市ICから38kmのルートの2つからアクセスができるようになっていますので、スキー場で楽しんだ後に観光も楽しむことのできます。
スキー、スノーボードを楽しんだ後に塩原温泉や鬼怒川温泉で癒されるのもいいですね。

※標高が高い位置にあるスキー場なので、降雪がなくても道路が凍結している可能性が高いです。夏タイヤではなくスタッドレスタイヤに履き替える、もしくはチェーンを常備することを推奨します。
栃木県の「とちぎ道路管理情報」のライブカメラから道路状況を事前に確認することができます
https://www.kendo.pref.tochigi.lg.jp/roadinfo/
左メニューの「道路CCTV」→「県北東部(右上)」→「中塩原」で那須塩原方面からの道路状況を見ることができます。

また、那須塩原駅から無料の日帰りシャトルバスも出ていますので、車がなくても東北新幹線で那須塩原駅まで行き、そこからバスでスキー場に行くことができます。

細かいアクセス情報やシャトルバスの利用情報についてはハンターマウンテン塩原ホームページのアクセス情報をご参照ください。
https://www.hunter.co.jp/winter/access/

 

■コースの特徴は?

リフトは12コース、リフトはゴンドラが1基、4人乗りのクワッドリフトが2基、2人乗りのペアリフトが3基と広々としたスキー場になります。

名物は何と言ってゴンドラから降りた後、一番下まで続く3000mのダウンヒルではないでしょうか。


複数のコースにまたがって3000mのゲレンデを滑り降りることができるのですが、コースを選びながら滑ることができるので何回ゴンドラに乗って滑っても飽きることがありません。

どうしてもゴンドラから降りるコースは上級、中級者向けのコースとなってしまうのですが、一番コース幅の広い初心者コースも長さが1000m以上あるので、初心者リフトからでも長々としたゲレンデを楽しむことができます。

ハンターマウンテン塩原というと、よく行く方にとってはきれいな圧雪バーンのイメージを持っている方も多いと思います。
なので上級、中級コースではカービングターン、初級コースではグランドトリックをしている人が多い印象です。
最近ではスノーボードのラントリックで楽しんでいる方も多いですね。

また、スノーパーク、ポールバーン、コブ斜面も充実しており、いろいろなスタイルの人が満足できるゲレンデになっています。
詳細はハンターマウンテンのアクティビティページを参照ください。
https://www.hunter.co.jp/winter/activity/

 

■どんなコースがある?

ここでは1月17日に実際に滑ったゲレンデのコースを紹介させていただきます。
※この日にまだオープンしていなかったエフ・ディー・アール、レキシントン・アベニュー、パーク・アベニュー、ファッション・アベニュー、滑らなかったセブンスアベニューは割愛しています。

 

マディソン・アベニュー
最大斜度20度/ 平均15度/ 滑走距離650m

ゴンドラで上っている道中に見える一番広い急斜面のコースになります。

幅が広く、斜度のある圧雪バーンなのでカービングターンが楽しめるコースになっています。
コースの頂上から降りるコースでは一番斜度がゆるくなっているので、初めて頂上から降りる方におススメです。

ウォール・ストリート
最大斜度25度/ 平均20度/ 滑走距離600m

ゴンドラが到着する直前に右手に見える急斜面のコースです。
幅もそこまで広くないのでショートターンで降りる必要があるのですが、きれいな圧雪バーンの旧斜度なのでしっかりとしたターンができる人には楽しめるコースとなっています。
また、合流に注意が必要ですが、先ほど紹介したマディソン・アベニューとウォール・ストリートはコース途中で移動ができるようになっています。

ウェストサイド・ストリート
最大斜度15度/ 平均10度/ 滑走距離960m

ゲレンデの中間に位置するコースでコース内の森林をぐるっと迂回するようなコースになっています。
コース幅は広いとこもあれば狭いところもあります。
ただ、ほとんど傾斜がないコースなので、ゆっくりとツリーランのような気持ちで楽しむことができます。

フォーティーセカンド・ストリート
最大斜度22度/ 平均15度/ 滑走距離1,000m

こちらもゲレンデの中間に位置するコースです。
先ほど紹介したウェストサイド・ストリートと分岐する位置にあります。コースの入り口はゆるい傾斜なのですが、途中から斜度が上がりますので、上部のコースからカービングターンを続けて降りたい場合はこのコースがおススメです。

ニュー・マディソン
最大斜度25度/ 平均20度/ 滑走距離380m

マディソンアベニューからほとんどまっすぐ降りたところにある上級者向けコースになります。
まっすぐな急斜面で幅も広いのでカービングターン、ラントリックをするのが楽しいコースになります。
ゴンドラ上部からはもちろん、4人乗りのハンタークワッドリフトを降りてすぐに入ることのできるコースにもなっています。
このコースからパークアベニュー、ファッション・アベニューと降りるとゲレンデ下部に移動できるのですが、この日はパークアベニューからオープンしていませんでした。
この投稿日の時点ではオープンしているようですので、上級コースを降りきれる自信のある方はぜひとも滑ってみてください。

セサミ・ストリート
最大斜度8度/ 平均5度/ 滑走距離220m

ウェストサイド・ストリートから下部コースにつながる低斜度のコースになります。
あまり地形などがないハンターマウンテンですが、こちらのコースの途中には雪壁など地形で遊べる場所がある貴重なコースになります。


注意点として斜度が低すぎるので、スピードが遅すぎるとコース途中で止まってしまいます。直滑降で滑る技術が必要なコースでもあります。

ブロードウェイ
最大斜度22度/ 平均10度/ 滑走距離1,010m

ハンターマウンテンで一番長くて幅も広いコースになります。
コース幅は100mにもわたっており、人がたくさんいるときでもストレスなく滑ることのできるコースとなっています。
また初心者向けの4人乗りクワッドリフトの第1クワッドリフトからすぐに入ることのできるコースで、斜度も低いので初心者の練習にも最適です。
斜度が浅いのと幅が広いため他の人と距離をとって滑ることができる条件のため、グラウンドトリックの練習にも向いているコースになります。

 

■TOP TO BOTTOM

今回はinsta 360 ONE X2でゲレンデ上部からゲレンデ下部までを滑りながら風景を撮影しました。

初めてハンターマウンテン塩原に行かれる予定の方は参考に見てみてください。

スキー場INFO

・ハンターマウンテン塩原
・ホームページ:https://www.hunter.co.jp/winter/
・場所:栃木県那須塩原市湯本塩原字前黒
・電話番号:0287-32-4580
・料金: 一日券(大人(中学生以上):5700円 子供(小学生):4700円 シニア割(要本人確認):5200円)
※その他、4時間券、ポイント券、お得な割引券などはホームページのリフト券情報をご参照ください https://www.hunter.co.jp/winter/ticket/?id=lift
・営業情報:ホームページの営業情報を参照ください https://www.hunter.co.jp/winter/ticket/

 

地図を開く 近くのニュース