竹灯籠 雪に優しい光 みなかみ・熊野神社
上毛新聞
2024年2月14日
冬の里山を手作りの竹灯籠で彩る「第5回竹灯籠かがよふあかり」が22日まで、群馬県みなかみ町須川の熊野神社で開かれている。参道や手水場、本殿前に置かれた大小さまざまな竹灯籠が、雪の積もる夜の境内を優しく照らし、訪れる人たちの目を楽しませている=写真。
竹灯籠は竹林整備につなげようと、旧新治村(現みなかみ町)の地域住民らが協力し、地元の竹のみを使って制作。無数の小さな穴が開けられ、描かれた雪の結晶や魚、波模様を浮かび上がらせている。
みなかみ芸術の明かり竹灯籠委員会(福田由里会長)が主催している。
午後5~9時。問い合わせは、熊野神社近くの道の駅「たくみの里」(同、☎0278-64-2211)へ。