<栃木・県南グルメ>らんか寿司(佐野)ちらし 厚みのある具材がどっさり10種類以上

下野新聞
2024年2月6日

鮮度にこだわった10種類以上の具材が並ぶ平日限定ランチメニューのちらしは、まるで海鮮の宝石箱のよう。箸を入れるのを思わずためらうほどだ。

エビ、マグロ、カンパチ、タイ、そして今が旬のブリ。一つ一つに厚みがあり、そのままでも十分に楽しめる。わさびしょうゆを垂らして、酢飯と一緒にかき込むと口の中いっぱいにうま味が広がった。

ランチには、うどん、そば、お吸い物のいずれかが付いてくる。海鮮を食べる合間にすすると、さらに箸が進んだ。

大満足のボリュームとおいしさにもかかわらず、900円とリーズナブル。店主の池田剛さん(57)は「ランチを食べたお客さんが夜にも来てくれたらと思って続けています」と語る。同じランチメニューとして並ぶ鉄火丼(1000円)も魅力的だ。

同店は1966年創業。「市内のすし店では、かなり古株みたいですね」と話す池田さんは25年前、父の公三さんから店を継いだ。

近年の新型コロナウイルス禍や物価高騰で苦境に立たされることもあったが「来てくれるお客さんのために」と日々のれんを掲げる。

▼メモ 栃木県佐野市大和町2677。午前11時半~午後1時半(月-金曜)、午後5時~午後9時ごろ。日曜定休。仕入れ状況で変更あり。(問)0283・22・1513。

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