北千住、高円寺、浦安に続く4位に宇都宮 住みたい街ランキングの首都圏版で初のトップ10入り

下野新聞
2023年11月10日

賃貸物件サイトを運営するCHINTAI(東京都)はこのほど、女性ユーザーから問い合わせの多かった駅名を集計した「住みたい街ランキング2023(首都圏版)」を発表し、JR宇都宮駅(栃木県宇都宮市)が4位にランクインした。

前回発表した2021年の93位から大幅なランクアップを果たし、東京圏以外で初のトップ10入りとなった。

ランキングは昨年1年間、1人暮らし女性向け物件検索サイト「Woman.CHINTAI」への問い合わせ数をまとめた。対象地域は東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬の1都6県。

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1位は北千住駅(東京メトロ千代田線)で2位高円寺(JR中央線)、3位浦安(東京メトロ東西線)、4位宇都宮、5位池袋(JR山手線)の各駅が続く。100位以内を東京圏の駅が占める中、東武宇都宮駅(東武宇都宮線)も76位にランクインした。

同社によると、JR宇都宮駅は21年を境に問い合わせ数が急増したという。同社広報室は「コロナ禍を経て、働き方の変化など郊外志向が強まったことが影響しているのでは」とした上で、「宇都宮市は移住者への手当が厚いことも要因の一つと考えられる」と分析した。

宇都宮市人口対策・移住定住推進室の担当者は「移住相談や東京圏への通学通勤補助など各施策を実施しており、住みやすい街であることをさらに広く情報発信していきたい」としている。

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