道の駅マップの宮染め手ぬぐい発売 栃木県内の道の駅が共通商品
下野新聞
2023年7月12日
栃木県道の駅連絡協議会(会長・坂村哲也下野市長)は、県内全25道の駅の共通商品「宮染め手ぬぐい とちぎ道の駅マップ」を作った。共通商品は6年ぶり16点目で、食べ物以外の商品化は初めてという。改修中の施設などを除く23の道の駅で販売している。
国土交通省は、道の駅の第3ステージ(2020~25年)のコンセプトに「地方創生・観光を加速する拠点」を掲げる。これに基づき、「道の駅」を多くの外国人が訪れる新たなインバウンド(訪日客)の観光拠点とし、世界ブランドにすることを目指している。
宮染めは、江戸時代から続く技法で作られる「とちぎの伝統工芸品」。同協議会はインバウンドにも選ばれる商品として、今回の宮染め手ぬぐいを企画した。
栃木県をかたどったデザインで、主要幹線道と25の道の駅の場所や名称も描かれている。宮染めを手がける中川染工場(宇都宮市錦1丁目)が作った。価格は880円。