「自然と新しい出合いを」　浅間山キャンプ場が６月２日オープン　群馬・嬬恋村で内覧会

西武グループが保有する群馬県嬬恋村鎌原の浅間六里ケ原休憩所を改修したキャンプ施設で、6月2日に本格オープンする「浅間山キャンプ場」の報道関係者向け内覧会が27日、現地で開かれた。雄大な浅間山を目の前に、約1万2000平方メートルの敷地に整備したオートキャンプサイトやグランピング用テントなどを公開した。

軽食の提供などをしていた旧施設の同休憩所は、コロナ禍の影響で2020年から休業。コロナ後を見据え、約2年かけて宿泊者向けのシャワールームやキッチンを備えた。

西武ホールディングスの西山隆一郎社長や熊川栄村長らが出席した式典で、西山社長は「自然との新しい出合いにこだわり、北軽井沢、嬬恋地域の魅力向上に取り組んでいく」とあいさつした。

同グループはキャンプ場検索予約サイト「なっぷ」を手がけるR.project（千葉県鋸南町）と共同出資して合弁会社を立ち上げるなど、需要が高まるアウトドア事業を強化。一環として保有資産を活用したキャンプ場を開設していく考えで、浅間山キャンプ場は第1号となる。

利用予約は、なっぷ（https://www.nap-camp.com）から。