茨城・高萩の冬、光で演出 1月13日まで

茨城新聞
2022年12月28日

茨城県高萩市内各所でイルミネーションイベントが行われ、観覧する人たちが光り輝く冬の夜景を楽しんでいる。

JR高萩駅西口ロータリーを彩る「光のページェント」は、市民グループ「たかはぎページェントクラブ」が1992年から、にぎわい創出の一環として実施している。

ロータリー内に立てた高さ約5メートルのポールから、発光ダイオード(LED)電球を直径約12メートルの円すい状に張り巡らせた。青色の光が街に彩りを添え、駅利用者の心を癒やしている。点灯は午後5時から同10時、1月13日までの予定。

同市上君田にある高さ約30メートルのトウヒの木も電球で飾り付けられている。十字路に立つトウヒは樹齢が100年ほどたっているとみられ、地域のシンボル的な存在だ。高所作業車を使い、木の頭頂部からLEDや白熱電球をつり下げた。赤や青、黄色の光が点滅し、きらきらと輝いている。「きみだ」の文字や、2023年のえと「卯(う)」にちなんでウサギの形に模している部分もある。点灯は午後5時から同9時、1月9日まで。

電飾されたトウヒの木=同市上君田