《体験王国いばらき プレーヤー名鑑 プレDC編》いばらきフラワーパーク社員 藤野龍一さん

茨城新聞
2022年12月28日

■花や自然「五感」で楽しむ

2023年秋の大型観光企画「茨城デスティネーションキャンペーン(DC)」に先立ち、「プレDC」が今月末まで茨城県内各地で実施されている。茨城DCを支える「プレーヤー」を紹介する。

「五感」をフルに使い、花や自然の魅力を体感できる石岡市下青柳の「いばらきフラワーパーク」。昨年4月にリニューアルし、社外パートナーと共に季節の花摘みなど100を超える体験アクティビティーを展開する。藤野龍一さん(46)は、マーケティングの責任者として「茨城の自然に魅了された私たちの『思い』がこもった企画を楽しんでほしい」と力を込める。

東京都出身。米国の大学で環境学を専攻し、人と自然が共生する日本の里山に関心を持った。帰国後はコンサル会社やリゾート運営会社を経て、里山をテーマに地域活性化に取り組んだ。石岡市八郷地区の古民家購入を機に、2020年8月に同園に転職し、リニューアル準備や隣接する宿泊施設「花やさと山」の企画を任された。

「『見る』から『感じる』」をコンセプトに体験型施設へと生まれ変わったが、コロナ禍が直撃した。PRの機会を逃した同園にとって、茨城デスティネーションキャンペーン(DC)は絶好のチャンス。10~12月の期間中は同園が誇る「秋バラ」の見頃と重なる。今年のプレDCでは、バラのライトアップや食を満喫する宿泊プランを初めて実施した。創作キャンプスタイル「ブッシュクラフト」体験では、自ら講師として野遊びの楽しみを伝えた。「県外からの参加者も増えている」と実感する。

来年の茨城DCに向け、バラの魅力アップや野遊びフィールド整備と、準備を進める。「この地で、面白い『コト』を生み出す方々の熱意を感じに来てほしい」と呼びかける。