地酒バーリニューアル JR水戸駅 物販や試飲充実
茨城新聞
2022年11月2日
JR水戸駅の「いばらき地酒バー水戸」(水戸市宮町)が1日、リニューアルオープンした。記念式典では、運営者で酒類販売店を展開するリカーショップスドウ(つくば市)の須藤利明社長や大井川和彦知事らが鏡開きを行って祝った。
リニューアルした地酒バーは、同駅みどりの窓口隣に開店。茨城県内35の蔵の日本酒123種が並び、おつまみなどの物販と飲食エリアを充実させた。新たにコイン式サーバーを導入。専用コイン(有料)を使って、各酒蔵の代表的銘柄を試飲することができる。
店舗デザインは県内産を含む木材を多く取り入れ、ぬくもりや明るい印象を演出。日本酒を飲んだことがない人や県外から来た人が気軽に立ち寄れる雰囲気を意識した。物販エリアで購入した酒や、刺身こんにゃくなどのおつまみは併設する飲食エリアで味わえる。
式典で、大井川知事は「水戸に来た人が茨城の地酒やおつまみのファンになってくれると確信している」と話した。オープンを楽しみにしていたというひたちなか市の60代男性は「以前と比べ飲食スペースが心地よく、ゆったりとお酒や料理を楽しむことができる」と喜んでいた。