6日は「メロンの日」 全国19産地、鉾田で「サミット」
第2回全国メロンサミットが4日、鉾田市を会場に開幕した。初日は「ビジネスサミット」として全国19市町の産地代表者らによる首脳会議とシンポジウムが同市汲上の大洋公民館で開かれた。メロン人気の復活を狙い、6日を「メロンの日」と定め、産地が連携して消費拡大に努めることを決めた。
首脳会議には市長やJA関係者ら40人が出席。産地により旬の時期が異なることから、「メロンの日」をそれぞれの市町で6月、7月、毎月と決定。県内産地の多くは6月6日になった。「連携してメロンのイメージアップ、消費拡大に努める」とする産地共同宣言を全会一致で採択したほか、来年の第3回開催地を山形県鶴岡市に決めた。
シンポジウムでは、開催実行委員会を代表して橋本昌知事や鬼沢保平市長らがあいさつ。「切磋琢磨(せっさたくま)して良いものをつくるのが大切」「少しでも魅力を広めていきたい」などと呼び掛けた。亜細亜大の茂木信太郎教授による基調講演や、静岡県袋井市による輸出事例紹介、本県品種「イバラキング」の開発経緯の発表があった。
最終日の5日は鉾田市当間の鉾田総合公園で一般向けの「イベントサミット」を開催。メロン試食販売などで魅力をPRする。
メロンサミットの参加19市町は鉾田市▽鹿嶋市▽筑西市▽行方市▽小美玉市▽茨城町▽八千代町▽北海道夕張市▽同共和町▽山形県酒田市▽同鶴岡市▽宮城県岩沼市▽千葉県銚子市▽静岡県袋井市▽同磐田市▽同掛川市▽愛知県田原市▽高知県土佐市▽宮崎県小林市。
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