那須・湯本に「新スポット」 昔語り写真館と宝来水

下野新聞
2016年5月30日

 【那須】湯本の「鹿の湯通り」に誕生した新たなスポットが話題となっている。那須温泉のかつてのにぎわいを写真で紹介する「昔語り館」と豊富な湧出を誇る天然水「宝来水」。近くでは昭和の大火をまぬがれた石蔵を改装したカフェが4月に開店したばかり。地元観光関係者も「人の流れが生まれ、温泉街ににぎわいが戻るようになれば」と期待している。

 昔語り館は今月17日、元青果店を改修した建物にオープン。戦前の那須御用邸や宿泊客であふれる旅館、那須街道の通りにあった共同浴場など、往時の様子を伝える大小のモノクロ写真40枚が、所狭しと展示されている。

 パソコン修理業、阿久津靖彦(あくつやすひこ)さん(47)のアイデアで、自身や知人がネットオークションで落札したポストカードをスキャナーで取り込み、本物の写真のように再現した。

 宝来水は、阿久津さんの家族が経営する民宿裏手の山肌から、100年以上前から流れ出ている天然水。豆腐作りなどに利用されたこともある。無味無臭で、現在の湧水量は、1日当たり86トン、20リットルタンクで4千本分。昨年9月から観光客らに飲料所を午前6時~午後8時に開放し、条件付きで持ち帰ることもできる。

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