音楽劇「夜のピクニック」制作発表 水戸、主演の吉川さんら抱負

茨城新聞
2016年5月26日

水戸一高の伝統行事「歩く会」を題材にした音楽劇「夜のピクニック」が9月に水戸芸術館(水戸市五軒町)ACM劇場で上演されるのを前に、同館で25日、制作発表が行われた。主演を務める本県出身の吉川友(きっかわゆう)さん(24)は「原作は恋愛や友情が盛り込まれたすてきな青春小説。ぜひ本番前に70キロを歩き、達成感を舞台で表現したい」と笑顔で語った。

「夜のピクニック」は、同校出身の作家、恩田陸さんが自らの体験を基に執筆した同名小説が原作。高校生たちの絆や恋がみずみずしく描かれている。

主なキャストは、吉川さん、生徒の母親役と語りを務める元タカラジェンヌの剣幸(つるぎみゆき)さん、ミュージカルを中心に多くの舞台に立つ本県出身の加藤良輔さん(32)、小林日奈子さん(23)ら。本県ゆかりの若手俳優や、水戸芸術館専属劇団「劇団ACM」のメンバー4人も出演する。

演出は映画や舞台で活躍する深作健太さん(43)。脚本は同館演劇部門芸術監督の高橋知伽江さんが手掛け、劇中では原作とは異なり、実際の学校名や地名が登場。音楽はピアニストの扇谷(おおぎや)研人さんが作曲・編曲し、パーカッショニストのnotchさんと生演奏する。

制作発表で、剣さんは仕事を通じた高橋さんとの交流を明かし「知伽江さんからはいい刺激を受けてきた。脚本を楽しみにしている。自分の高校時代を投影し、演じたい」と話した。深作さんは「8月から水戸に滞在して稽古に臨むことは喜びであり、挑戦。キャスト、スタッフ、観客が一体となり、地域発信型の演劇として盛り上げたい」と抱負を語った。公演は9月17~25日。
◇ 茨城新聞社は音楽劇「夜のピクニック」を創刊125周年記念事業に位置づけ、特別協力として支援していきます。

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