行楽日和、家族で満喫 栃木県内GW最終日

下野新聞
2016年5月9日

ゴールデンウイーク(GW)最終日の8日、県内は日差しに恵まれ、最高気温が佐野で28・2度、宇都宮で26・1度を観測するなど全14観測地点中6地点で25度以上の夏日を記録した。好天の中、家族連れらが身近な行楽地を訪れにぎわったほか、屋内施設にも足を運び、大型連休の締めくくりを堪能。「明日から仕事か」との声も漏れた。

壬生町国谷のとちぎわんぱく公園。来場者は芝生にレジャーシートを敷きお弁当を食べたり、散歩したりして楽しんだ。日差しを避けようと帽子をかぶる人や、水路で足を水に浸す子どもの姿も見られた。

那須塩原市在住のバルーンパフォーマー、さくらさんのイベントなども行われた。さくらさんが風船を膨らませ、動物やキャラクターを作り上げると、来園者たちは大きな拍手を送った。

JR矢板駅東口の市街地活性化施設「ココマチ」(矢板市末広町)に2月にオープンした「こどものひろば」は、約2万7千個のボールプールが自慢の屋内施設だ。

入場者は連休初日と4日は大入りだったが、この日はやや少なめ。施設を運営する街なかにぎわい館の茂呂康貴(もろやすたか)さん(29)は「きょうはよく晴れたから、近隣の長峰公園が屋台も出てにぎわっていますね」。オープン後初の大型連休だっただけに「大きな事故やトラブルはなくてよかった」と胸をなで下ろした。

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