あの芋煮会の味 飲食店が提供  下野市観光協会 代替行事で9店、28日まで

下野新聞
2021年11月6日

 【下野】市観光協会は、新型コロナウイルス感染防止のため中止になった名物イベント「天平の芋煮会」の代替行事として、「芋に(煮)出会って!」を開催している。市内の飲食店がオリジナルの芋煮汁を提供し、お店で「天平の芋汁」を楽しんでもらう。

 協力するのは9店。提供日は店によって異なるが、月内の土日や祝日に各店で提供している。価格は1杯100~800円。定食や弁当にサービスで付ける店や、限定メニュー「芋煮汁つけ麺」として販売する店もある。店舗ごとに1日の販売数が決まっている。

 また各店舗で食事をすると配布される「芋煮札」を3枚(3店舗分)集め、市の観光案内所オアシスポッポ館に持って行くと、先着100人にカンピョウを使った商品がプレゼントされる。

 天平の芋煮会は旧国分寺町時代から20年以上続く市の恒例行事。本来は国分寺の天平の丘公園に直径2.5メートルの大鍋をしつらえ、3千食の芋汁を豪快に調理する。「芋に(煮)出会って!」は昨年に続き2回目。協力店は同協会ホームページに掲載している。(問)同協会0285・39・6900。

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