茨城・筑西産タマネギ使用のハンバーグ 8月1日、全国発売

茨城新聞
2021年7月31日

石井食品(千葉県船橋市)は8月1日、茨城県筑西市産タマネギ「館(やかた)玉ねぎ」を原材料に使用した「茨城 筑西館玉ねぎを使ったハンバーグ デミグラスソース」を首都圏を中心に全国で発売する。

同社は2017年から同市産タマネギを使った「筑波山麓の玉ねぎを使ったハンバーグ オニオンソース」を販売し、20年11月までに約32万食を売り上げた。

今回、商品名に産地名「筑西」を加え、タマネギの甘みを引き立たせるデミグラスソースに変更。タマネギの食感が楽しめるよう大きめにカットするなどリニューアルした。岩手県産の鶏肉を使用し、無添加。1袋175グラム、220円。販売期間は10月末までの3カ月間。オンラインストアの販売もある。

ハンバーグには、木田隆雄JA北つくば下館玉ねぎ部会長ら同部会の生産者が栽培したタマネギを使用している。農林水産省の農林水産統計によると、筑西市は19年、タマネギの産出額が県内市町村1位の約1億6千万円。下館地区で栽培された大ぶりのタマネギは「館玉ねぎ」と呼ばれ、肉厚の食感が広く親しまれている。

筑西市川澄の道の駅グランテラス筑西で先行販売が開始され、鈴木一志駅長(60)はハンバーグについて「甘いタマネギの風味が出ていて素材の食感が楽しめる。地元産品としての可能性も期待している」と話した。

ハンバーグについての問い合わせは同社フリーダイヤル(0120)350558。

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