楽しめる二つの味わい  日光高原牛のひつまぶし 思源(塩谷)

下野新聞
2021年7月16日

 炭火で柔らかく焼き上げた日光高原牛が、ご飯の上に、ぜいたくにのる。羽釜(はがま)で炊くことでうま味と食感が増した白米に、牛脂を使った程よい甘みの特製ダレが食欲をそそる。そのまま全て食べてしまいたくなるおいしさだが、薬味をのせ、カツオと昆布の合わせだしを掛けることで、さっぱりとした異なる味わいも楽しめる。

 お店名物のひつまぶし。全農肉牛枝肉共励会などで高い評価を得ている地元産牛肉を使ったメニューを作ろうと、料理長の福田学(ふくだまなぶ)さん(41)が考案した。ランチには、胡桃(くるみ)豆富(どうふ)と自家製もずく、季節のおひたしの小鉢3種とサラダも付く。

 都内の和食店で14年ほど修業した学さんが「故郷に料理で恩返ししよう」と、弟の大輔(だいすけ)さん(38)と2014年に店をオープン。料理などには全て、名水として知られる地元の尚仁沢湧水の水を使う。店名は、水を飲むときは井戸を掘った人への感謝を忘れてはいけないという故事成語「飲水思源(いんすいしげん)」に由来する。

 学さんは「尚仁沢の水は食材の味を引き立ててくれる。一品一品丁寧に作っている料理を味わってほしい」と話している。

 【メモ】日光高原牛のひつまぶしランチは3千円(夜は単品)▽塩谷町船生3148の3▽営業時間 午前11時~午後2時、午後5時半~9時半▽定休日 月曜(祝日の場合は火曜)▽(問)0287・53・7280。

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