県産品使った「ココリコ食堂」開店 茨城県青少年会館 地域の居場所づくりも

茨城新聞
2021年3月8日

水戸市緑町の県青少年会館に2日、県産品を使った飲食店「ココリコ食堂」がオープンした。1階の喫茶店だった場所がリニューアルされ、白を基調にした明るい雰囲気の食堂に変身。県青少年育成協会と連携し、地域の居場所づくりにも取り組む。

店名はフランス語で鶏の鳴き声の意味。午前7時開店で、500円(税込み)の朝定食を用意。地元産の卵や納豆、ローズポークを使った豚汁を提供する。

店内は喫茶コーナーと談話スペースに分かれ、飲食をしない人も利用できる。子どもに食の楽しさを知ってもらう事業「子ども食堂」にも参加し、場所や食材提供などで関わる。

同店代表の阿野圭子さん(57)は「地域の活性化に貢献したい。皆が集まり、にぎわいをつくる場所にできれば」と話す。

初日に一番乗りで来店した水戸市、介護職、野口美穂さん(44)は「ふらっと立ち寄れるお店が周辺に少ないので、今後も利用したい。観梅で訪れた観光客にもいい」と話した。営業は午後3時まで。月曜定休。場所は県立歴史館の向かい。

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