神楽奉納、限定御朱印も 真岡 9、10日 大前神社例大祭

下野新聞
2020年11月4日

 【真岡】東郷の大前(おおさき)神社で9、10日、年間を通じた同神社の祭典の中で最も重要な「例大祭」が拝殿で執り行われ、秋の実りに感謝するとともに地域の発展や氏子の安寧、家内安全などを祈願する。両日とも市指定無形民俗文化財「大前神社大大神楽」が奉納される。

 新型コロナウイルスの感染防止対策を念頭に、例年より参列人数を制限するほか、参列者に互いの距離の確保や事前の検温を促す。また昇殿前には手指消毒やマスクの着用を呼び掛けるなど徹底を図り、通常通り斎行する。

 両日とも例大祭は午前10時半から営まれ、神楽保存会「宮毘講(みやびこう)」のメンバーによる大大神楽も午後1時から奉納される。同2時ごろと3時ごろの2回、餅やお菓子の「福まき」が行われる。拾う人が多い場合は、「密」を避けるため手渡しするなど工夫するという。

 神様に仕えるコイがデザインされた例大祭限定御朱印(500円)も2日間のみ頒布される。(問)神社0285・82・2509。

地図を開く 近くのニュース