潮来あやめ園に竹の風鈴 「風の音しらべ」23日まで

茨城新聞
2020年11月4日

潮来市あやめの水郷潮来あやめ園で「風の音しらべ」が始まり、園内に竹製の風鈴や色とりどりの短冊が飾られている。23日まで。

「風の音しらべ」は、同園の通年型観光化を目指す市の取り組みで、竹製風鈴は同市水原の篠塚宏八さん(76)が約2カ月かけて38基を製作した。園に沿って流れる前川沿いの藤棚の下に設置され、風に吹かれる短冊とともに来場者の目と耳を楽しませていた。

期間中の土日・祝日はボランティアによる園内の案内や短冊作り体験、篠塚さんによる竹製風鈴製作の実演が行われる。原浩道市長は「ハナショウブの時期以外でも、あやめ園には前川の流れがあり、整備された広大なスペースがある。冬に向けたイベントも企画しており、季節ごとに多くの人に訪れてもらえる場所にしていきたい」と語った。

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