来年のえと「ネズミ」地上絵登場 ひたち海浜公園
茨城新聞
2019年12月13日
ひたちなか市阿字ケ浦町の国営ひたち海浜公園プレジャーガーデンで、恒例となる来年のえとの地上絵が現れ、ネズミ3匹が寄り添っている姿が見られる。
年末年始の風物詩となり、今回で11回目。地上65メートルの大観覧車の下には縦22メートル、横36メートルの地上絵が描かれている。
材料は全て園内で採れた植物を活用。枠はマツの間伐材、毛並みは乾燥させたコキア約1500本、ネズミの目や影部分には松ぼっくりを敷き詰めた。仕上げ作業には来園者も参加した。ゴンドラに乗って最高点の少し前の位置が撮影ポイント。
同園の担当者は「ネズミは福をもたらすとされ、(ネズミの数の)『三』は『満(みつ)』とも呼べ、縁起の良い数字。幸せに満たされる一年となるよう願いを込めた」と話す。設置は来年1月5日まで。
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