金精道路 静寂の春 奥日光で開通、式典は中止

下野新聞
2020年4月21日

 奥日光と群馬県を結び、冬季閉鎖されていた国道120号の金精道路(17・6キロ)が20日正午、開通した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開通式典は中止となり、ひっそりとした初日となった。

 金精道路は朝までに数センチの雪が降り、除雪作業が行われた。例年は開通前に観光客らの車で長い車列ができるが、この日は9台にとどまり、吹雪や濃霧に見舞われた道路を通り初めしていった。

 車列の一番乗りとなった真岡市清水、会社員高橋誠一(たかはしせいいち)さん(63)は「5年連続の先頭で、今日はどこにも寄らず帰る。早く感染拡大が収まり、金精道路を通って自由に外出できるようになってほしい」と話した。

冬季閉鎖が解除された金精道路を通り抜ける車