テレワーク向けの宿泊プランの客室(2~5人用

テレワークに新プラン 4月から那須「山水閣」 料金半額、LAN完備 コロナ自粛ストレス、お湯に流して

下野新聞
2020年4月1日

 新型コロナウイルス感染症拡大により自宅などで働く「テレワーク」が広まる中、外出自粛のストレスを那須で癒やしてもらおうと、旅館「山水閣」(那須町湯本、片岡孝夫(かたおかたかお)社長)が4月1日から、首都圏でテレワークする人などを対象とした新たな宿泊プランを始める。いわば「疎開」で、利用しやすいよう素泊まりにし通常価格の半額で宿泊できる。連泊希望者については、渡航の有無や体調など宿泊前日までの状況を確認した上で受け付けるという。

 片岡社長(47)によると、テレワークする人などから「旅館で仕事をしたい」との要望が寄せられ、「ストレスがたまっているなら環境の良い場所に来てほしい」と発案した。

 山水閣は館内約2千平方メートルのうち客室は14室。新型コロナウイルス警戒のため、より安心して過ごせるよう現在、10室のみの稼働としている。全室無線LANを完備するほか、貸し切り風呂もあり、他の宿泊客との接触も極力避けられるという。

 通常の宿泊料金は1人1泊で1万8千円から(2食付き)だが、新たなプランは素泊まりのため1~2人用客室1日目1人当たり9500円と半額で、2日目8千円、3日目6500円。2~5人用客室は1日目1万2千円から。価格は全て税別。食事は近隣の飲食店を案内し、「地域経済にも貢献したい」考えだ。

 予約は希望者と直接やりとりできる電話かホームページに限る。部屋の清掃など従業員との接触の可能性がある連泊希望者は、宿泊前日までの行動を聞き取るなどして「受け付けるか判断する」。

 片岡社長は「現在の事態が長期化すればニーズは増えていく。那須地域をテレワークの推進エリアとする第一歩になれば」と話している。(問)山水閣0287・76・3180。

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