生品神社の2振りも 大隅俊平美術館・春の刀剣展

上毛新聞
2020年2月19日

 大隅俊平美術館の春の刀剣展が5月24日まで、群馬県太田市由良町の同館で開かれている。人間国宝だった大隅刀匠の薙刀(なぎなた)や太刀など14振りと市指定重要文化財の生品神社(新田市野井町)の刀剣2振りを展示している=写真

 大隅さんの薙刀は鎌倉時代の作品を写したもので、長さ57・2センチ。このほか長さ80センチを超える太刀や20~30センチ程度の短刀などを紹介している。生品神社の刀剣は、いずれも室町時代の太刀で、訪れる人たちの目を引いている。

 期間中、大隅刀匠の弟子による作刀実演(3月8日)や銘切実演(5月5日)などが行われる。

 午前9時半~午後5時。月曜休館。入場料は高校生以上300円。問い合わせは同館(電話0276-20-6855)へ。