スモークサーモンのコンフィ(手前)と鴨肉のロースト(右上)には、頬が落ちた

厚切りサーモン、感動もの 【よるのみや】レストランスピカ

下野新聞
2020年2月17日

 白を基調としたシンプルで、かわいらしいたたずまいにテンションが上がった。昨春オープンしたフレンチレストラン。シェフとして共に修業を重ねてきたオーナー増田達夫(ますだみちお)さん(36)、展子(ひろこ)さん(39)夫妻は「長年の夢だった」と声をそろえる。

 まずは、アラカルトメニューから「スモークサーモンのコンフィハーブソース」(税別1600円)を。低温のオーブンで火を入れた厚切りのサーモンは、ねっとりと、とろけるような食感で「なんじゃこりゃあ!」と思わず衝撃が走る。

 次はお店の代名詞「鴨肉のロースト赤ワインソース」(同2300円)。ハンガリー産の鴨肉はサクサクと歯切れ良く、脇を固める有機野菜も、素材の味を生かす調理が光った。

 夜はアラカルトと三つのコース料理があり、場面に応じて選べる。ワインやカクテルなども豊富。「ブラジルプリン」(同500円)に舌鼓を打ちながらゆったりと時を過ごした。

 ラベンダーの香りがするおしぼりをはじめ、さりげない心遣いがうれしい。心の充足感は、まるで上質なマッサージを受けた後のようだ。「細く長く愛される店になりたい」と夫妻は柔和な笑みを浮かべる。夜空に輝く「乙女座」の星スピカ。「また、ここに来たい」と思える私の“一等星”を見つけた。

 【メモ】宇都宮市中央本町3の8、三共ビル1階▽営業時間 午前11時半~午後2時半、午後6~10時(ラストオーダー8時半)▽定休日 月曜▽(問)028・678・3327

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