水戸八幡宮で湯清め神事 無病息災祈る

茨城新聞
2020年1月5日

水戸市八幡町の水戸八幡宮で4日、熱湯で邪気を払う「湯清め神事」が行われた。同八幡宮の創建以来、約420年続く伝統行事で、参拝客らが1年の無病息災を祈った。

神事では神職がおこした火を使い、境内の若水を大きな釜で煮たぎらせた。祝詞奏上や引き始めの儀などが行われた後、神職が榊葉(さかきば)を使って、参拝客の頭上に湯を振りまいていた。神事が終わると、たかれた「御神湯(ごしんとう)」を求めて来場者が行列を作った。竹筒に入れて分けられ、茶や炊飯などに使うという。

同市から訪れた水墨画講師、渡辺希代子さん(82)は「心が清められ、とても明るい年になるような気がする。いいものを描いて、みんなで楽しく活動したい」と笑顔。同八幡宮の佐藤正毅権禰宜(ごんねぎ)(65)は「(参拝客にとって)平穏で実り豊かな年になれば」と話した。

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