水戸・新酒まつり 6蔵元、豊かな味わい
茨城新聞
2018年2月25日
水戸市周辺の酒蔵で造る日本酒を楽しむ「水戸の新酒まつり」が24日、同市宮町の水戸東照宮で開かれた。華やかな香りに包まれた会場では、左党らが各酒蔵の提供する新酒を飲み比べながら、豊かな味わいに酔いしれた。
まつりは「水戸の梅まつり」の協賛事業として水戸観光コンベンション協会が主催し、今年で3回目。水戸や笠間、那珂、常陸太田市の計6酒蔵がそれぞれブースを設け、昨年末以降に搾った出来たての新酒を約20品種提供した。会場では雅楽の演奏も行われた。
同協会の加藤高蔵会長は「今季は寒い日が続いたため温度管理もしやすく、質のいい新酒ができた。酒蔵の個性をじっくり堪能してほしい」と説明した。
初めて参加したという常陸太田市の女性(29)は「多くの銘柄が楽しめる機会。全酒蔵の日本酒を味わいたい」と、ぐい飲みを傾けた。
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