華麗な技 観客魅了 ひたち国際大道芸開幕

茨城新聞
2019年5月12日

街中でさまざまなパフォーマンスが繰り広げられる「ひたち国際大道芸」(同実行委員会など主催)が11日、日立市幸町1丁目の日立シビックセンター新都市広場などの日立会場で開幕した。国際色豊かな大道芸アーティストは華麗な技と巧みな話術を披露し、詰め掛けた観客を魅了した。

国際大道芸は同市の初夏の名物イベント。28回目の今年は、初登場の6組を含む計30組が出演した。

初登場の2人組「Hiro&AG」は組み上げた16脚のパイプ椅子の上で逆立ちを披露。鍛えられた肉体を駆使した迫力ある妙技に、観客から大歓声が湧き上がった。カナダとオランダの男性2人組「ザ・フライングダッチメン」はジョークを交えながら、高さ最大3メートルの一輪車に乗ってジャグリングを披露するなど圧倒的な技で会場を盛り上げた。

このほかカナダの女性2人組「ザ・キフキフシスターズ」は双子ならではの息の合ったコミカルな演技で笑いを誘うなど、多彩なパフォーマンスが11カ所で展開された。

最終日の12日は午前11時からJR常陸多賀駅前のよかっぺ通りを中心とする多賀会場で開かれる。

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