白色に映える ハンカチノキ 水戸市植物公園

茨城新聞
2019年5月7日

水戸市植物公園(同市小吹町)でハンカチノキが見頃を迎え、入園者の目を楽しませている。

ハンカチノキは中国原産。白い大きな花びらのように見えるのは、花を包む苞(ほう)と呼ばれる部分。本当の花は丸く小さく、日傘のように苞に守られている。ハンカチが垂れ下がっているように見えることから、この名前が付いたとされる。

園内には「水戸養命酒薬用ハーブ園」や温室近くに6本植えられている。風に揺れる白い苞が、緑の葉に映える。西川綾子園長は「6本あるのは珍しい。木によって幾分満開の時期がずれる。強い風が吹かなければ10日ごろまで楽しめる」と話す。

ハーブ園ではラベンダーやアヤメ科のイチハツなどの花も見頃を迎え、家族連れなどでにぎわっている。

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