早春の参道 紅白に彩る  佐野・朝日森天満宮の梅開花 夜間はライトアップも

下野新聞
2019年3月4日

 【佐野】天神町の朝日森天満宮の参道で梅の花が開花し、参拝客らを楽しませている。

 朝日森天満宮は平安時代に創建された由緒ある神社で、学問の神様である菅原道真(すがわらのみちざね)が祭られている。1990年に参道を整備した際、約100メートルの参道の両側に計約100本の白梅と紅梅を植樹するとともに赤色の灯籠も設置した。

 1日は雨上がりでしっとりぬれた石畳の参道と白梅、紅梅の花がマッチし、神々しい雰囲気を漂わせていた。

 同神社の永沢宏昭(ながさわひろあき)宮司(49)は「現在五分咲きで、今月中旬まで楽しめる。灯籠のライトアップをしており、夜の梅も趣があります」と話している。

 同神社は佐野駅の北西約1キロ、佐野高西。ライトアップは午後5~9時。(問)同神社0283・22・0434。