カピバラ銭湯 ゆず湯ご満悦 茨城県大洗水族館

茨城新聞
2018年12月23日

「冬至」の22日、茨城県大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で、冬の風物詩「カピバラ銭湯」にユズが浮かべられた。カピバラのタロー(雄)は、顎まで漬かったり潜ったりして全身でゆず湯を満喫していた。

カピバラはネズミの仲間で世界最大。体長は、大きい個体で1メートルほどにもなる。主にアマゾン川流域の温暖な水辺に住むため、寒さが苦手という。カピバラ銭湯は、寒さ対策に加え、水に入る習性を見てもらうのが狙い。

タローは特製の浴槽で目を細めてリラックスした様子。通常のカピバラ銭湯は来年2月末まで続き、飼育員の高橋優実さん(24)は「何とも言えない温かそうな表情をご覧いただければ」と話していた。

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