鶴竜関、奉納土俵入り 水戸の常陸山像前 迫力の雲竜型に歓声

茨城新聞
2018年9月25日

大相撲第19代横綱常陸山谷右衛門の生誕地、水戸市城東2丁目に立つ常陸山像の前で、横綱鶴竜関が24日、奉納土俵入りを披露した。約千人(主催者発表)が詰め掛け、迫力ある土俵入りを見守った。

像の前での土俵入りは、実行委員会が主催し、2014年に常陸山生誕140年を記念して白鵬関が、昨年は稀勢の里関が行っている。

鶴竜関は当日、同市酒門町にある常陸山の墓を参拝した後、会場入り。太刀持ちに幕内豊山関と露払いに幕内錦木関を従えて登場。像を真っすぐに見つめ、力強く雲竜型の土俵入りを披露すると、集まった観客からは大きな歓声や拍手が湧き起こった。

鶴竜関のファンという男性(72)は「最高。生で見るのは迫力が違う」と興奮気味。実行委員会の大関修右代表は「この地で現役3横綱が土俵入りした」と笑顔を見せていた。

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