《食いこ》クチーナ ノルド いばらき(日立市) 県産食材満載イタリアン

茨城新聞
2018年6月24日

日立市の「クチーナ ノルド いばらき」は、自然に恵まれた本県の豊富な食材をふんだんに使ったイタリア料理を堪能できる。県産食材の魅力を発信し地域を盛り上げようと「美食の街ひたち」(渡辺正昌社長)が昨年5月、オープンさせた。

渡辺さんは地元でホテル業を営む。所属する県ホテル旅館生活衛生同業組合日立支部が2014、15年、同市出身のシェフ、神保佳永さんを迎え期間限定のレストランを開いた。常に発信し続ける場所をつくろうと、有志らと同社を立ち上げた。渡辺さんは「市外から食事に来た人が宿泊したり、お土産を買ったり、つながってにぎわいが生まれるストーリー」を描く。都内でレストランを開くいばらき大使の神保さんが店の総合プロデューサーを務める。

店名はイタリア語で「茨城の北にある台所」の意味。「Made in いばらきを世界へ」を掲げ、野菜や果物、常磐沖の魚介類、県のブランド牛・常陸牛や境町の塚原牧場の梅山豚など県産食材がそろう。野菜は本来できる季節を感じてほしいと露地栽培にこだわった。味が濃いと好評だ。「常陸野菜」として神奈川県の「鎌倉野菜」のようなブランド化を目指す。

料理長の佐藤協壱さんは畑や漁港などに出向き、生産者と積極的に交流。食材への思いを深める。新たな食材発掘につながることも。「海も山も平野もあり、寒暖差のある茨城はおいしいものがたくさん。一番おいしい季節に味わってほしい」。神保さんのアドバイスを受けながらメニューを決め、県産食材を生かし趣向を凝らした料理を作る。

メニューはコース仕立て。7月7日までは初夏、以降は夏のメニューに変わる。夜のコースに登場する「常陸野菜のバーニャカウダ」は木の器に彩り豊かな野菜を盛り付け目でも楽しめる。ニンニクとアンチョビソースのほか、3色の野菜ソースをあしらう。

個性的な外観に手入れの行き届いた庭。中は調理の動きが分かるよう厨房(ちゅうぼう)が見える窓が設けられている。昼と夜でムードを変える演出も。しゃれた雰囲気の中、茨城を存分に味わえる。

■お出かけ情報
クチーナ ノルド いばらき
▼住所は日立市末広町2の1の32
▼営業時間は午前11時半~午後3時(ラストオーダー同2時)、午後5時半~午後10時(同9時)
▼定休は月曜(祝日の場合は翌日)・第3火曜
▼(電)0294(32)0369

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